長時間歩いたり、立ちっぱなしの状態が続くと、足の裏から全体的に疲労が溜まって痛みを感じるような経験をいたことがある人は多いのではないでしょうか。
買ったばかりのスニーカーにつけられている中敷きは、中には高機能なものもありますが、一般的には平板なクッションとなっており、サポート機能やクッション機能が乏しいことがあります。しかし、この中敷きをより高機能なものに変えるだけで、同じスニーカーでも疲労感や履き心地が大きく変化します。
中敷きも高いものから安いものまで探せばピンキリの世界ではありますが、今回は働く人の味方(働かない人も)であるワークマンにて「リゲッタのつかれどめインソール」を購入してきましたので、こちらの紹介をしたいと思います。
この記事を見ていただくと、以下の内容がわかると思います。
- 私が中敷きを探している経緯
- ワークマンの中敷き事情
- リゲッタのつかれどめインソールの概要・レビュー
中足骨骨頭痛かも
ここ最近運動不足もあってか、なぜか右足の中足骨あたりが朝起きて歩き出すと痛むという現象が発生しています。症状について簡単に調べると、「足底筋膜炎」が最初に出てきましたが、踵周辺が痛むわけではないのでこれではなさそうです。さらによく調べてみると、中足骨骨頭痛というものもあるらしく、症状的にはコレかと思い、色々と対策を取ろうとする中で、中敷きもちょっと変化を加えてみようと思い、今回の購入にあたりました。
病院にいって診断を受けたわけではないですが、この症状の原因として、「足のアーチが崩れてしまうこと」があげられるそうなので、可能な限りアーチを維持できる・サポートできそうなものを取り入れることにしました。
とはいえ、可能な限り出費は抑えたいので、まずは過去にも色々と購入したことがあるワークマンのお世話になることになりました。
ワークマンの中敷き
ワークマンからは現在、15種類の中敷きが販売されています。(オンライン情報)
ただのコルクのインソールを始め、BMZという有名なところのインソールなど多種多様なものが揃えられており、単純にクッション性を求める人、サポート力を求める人、動きの改善を求める人などどんな人の要望にも応えることができそうなラインナップとなっています。
各店舗によって品ぞろえは変化することが予想されますが、だいたいの場合はサンプルが1つ置かれているので、自分が求めているインソールを探すのが良いでしょう。
今回私は「リゲッタのつかれどめインソール」、ホームページでは「リゲッタルーペインソール」と記載がありますが、こちらを購入してきました。
リゲッタルーペインソール・リゲッタのつかれどめインソール
サイズ展開はS・M・Lの3種類が展開されており、22cm~27.5cmまで、それぞれ1.5cmの範囲をカバーしています。一般的に売られている中敷きと同じように、少し大きめの作りになっていて、自分が持っている靴のサイズに合わせてハサミでカットする作りとなっています。
お値段は980円と、1000円以下で購入することが可能で、オンラインの評価では☆5を獲得しています。(レビュー4件)
パッケージ
パッケージはいたってシンプルで、表面には厚み・アーチ・サポート力などがどのレベルに位置するのかが記載されています。また、裏面には漫画絵が描いてあり、「土踏まずも使って面で力を受けましょう」というニュアンスのアピールがしてあります。
外観
外観はいたってシンプル。そしてまず最初に思うのは、めちゃくちゃ薄いということです。一般的に中敷きというと高さを稼ぐためとかに使われがちですが、この製品は厚さが2mm程度とかなり薄いので、もともと入っているものにプラスアルファで使っても良いですし、取り除いてからこれだけを使っても良いでしょう。そして、この薄さを実現しながらも、土踏まずのところや足の裏の中央部分の盛り上がりがかなり高く形成されていることがわかります。また踵部分には穴が開いており、この穴があることによって着地がぶれることなく、歩行をサポートしてくれるようです。
触った感じはゴムのような滑りにくい材質になっており、薄さを優先した結果かもしれませんが、一般的な中敷きのように布で覆われたりしていません。
履き心地はどうか
実際に履いてみようとした際に、まず最初に思うこととして、靴が履きにくくなります。材質がゴムのような素材でできているため、靴下がひっかかり、今までのようにスルッと靴を履くことが難しくなりました。
しかし、履いてみた感想としては、土踏まずがしっかり添えられている!面で受けてくれている!という感じです。今まではどうしても土踏まずが多少なり浮いてしまっていたので、若干ですが足が傾いてしまうことがありましたが、これを履いてみると倒れこむようなことがほぼなくなり、しっかり面で受けてくれている感覚を感じることができます。
踵の穴によって歩行がサポートされているかに関しては、個人的には感覚がわからないところがありましたが、1000円以下の中敷きとしては非常に好印象を受けます。
ただ、この中敷きは薄いのが特徴なので、もともとの中敷きを抜いて使っていると、靴が広くなり歩きにくさが生じる可能性もあり、他のもので高さをうまく調整して使うとさらに使い心地が良くなると思われます。
おわりに
このリゲッタのつかれどめインソールが私の足の痛みに効果を発揮してくれるかどうかは、もう少し長期的な目線で見ないとわかりませんが、短期的に運用した感じでは非常に好印象です。
そもそももう少しお金を出して上質・高機能な中敷きを買えばさらに満足度が上がるかもしれませんが、今回はコスパ重視ということでワークマンにお世話になりました。いつかは自分の足にあったオーダーメイドの中敷きを作ることを夢見たりもしますが、まずは市販品で足の様子を見ようと思います。
ワークマンにはこの商品にも本当に色々な商品が揃えられているので、自分に合った製品を見つけて快適な足裏ライフを送りましょう。