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【高機能シャーペン】オレンズネロ0.5mmをレビュー、使ってみた感想は?メリットデメリット紹介

2023年11月27日

先日、サンドウィッチマンさんと芦田愛菜さんが出ているテレビ番組で紹介されていたシャープペンシル「オレンズネロ」を流行りに乗せられて購入しましたので、使用感などレビューをしていきます。

大人になればなるほど、文字を書くという行為からどんどん離れる人が多いと思いますが、そんな中どんな人に向いているのか、参考になればうれしいです。

※あくまでも個人が使用した感想・レビューです。そもそも使い方が違う可能性があったり、感覚の違いがあることをご了承ください。

オレンズネロ

【こんな人におすすめ?】
・高機能なシャープペンシルを探している人
・人とは違うモノを所有したい人

オレンズネロとは

オレンズネロは、ぺんてる社から発売されている最高峰のシャープペンシルになります。

販売価格:3000円(税抜き)

正直、シャーペンに3000円!?という感じはしますが、織り込まれている機能を鑑みると、高すぎるともいえない商品となっています。

オレンズネロの内容物

特徴① オレンズシステム

シャーペンって意外とセンシティブな筆記用具で、芯を出しすぎればボキボキと折れていくし、かといって出さなさすぎると書き心地が悪くなったり、そもそも書きやすい長さに調整するのって難しいですよね。最も、筆者の場合はそんなことを気にして書き物をしたことがなく、昔の記憶を掘り起こすとそんな感じだったなというところです。

オレンズネロは、芯の先端をパイプで保護してくれるシステムを搭載。これによりボキボキと芯が折れて心も折れていく現象から我々を解放してくれるわけです。また、このシステムは後述の自動芯出し機構と合わさることで効果を発揮します。

また、ラインナップとして、0.2mm、0.3mm、0.5mmと控えている点からしても、より折れやすい傾向にある0.2mmユーザーの方には非常に役立つのではないでしょうか。

特徴② 自動芯出し機構

シャーペンで文字を書くためには、芯を出す必要があります。そしてそのためには、毎回頭の部分をノックする必要があります。文字を書き進めていき、芯が擦り減ってくると、再びノックして芯を出して・・・という行為を繰り返します。本当に集中して連続して文字を書きたいときに、いちいちこの「頭をノックする」という行為によって集中が阻害されてしまいます。また、1回1秒足らずの行為だったとしても長い年月の中で積み上げていくと、相当な時間をノックするだけに捧げていることが想像できます。

オレンズネロは自動芯出し機構を搭載することによって、この一連の動作を排除しました。

文字を書いているときにペン先が紙面から離れると、筆圧で押し込まれていた芯をとらえるパイプが、内蔵するばねによってもとに長さに戻り、それによって適切な長さまで再び芯を出してくれるという構造になっているようです。逆に言うと一筆書きのような書き方をしてしまうと、この機構は動作をしないため、その点は注意しないといけません。

使用感とメリット

まず手に取って感じるのは、先端のほうが重く(低重心構造)、そもそも論として非常に文字が書きやすいということです。

最も、筆者がこれまで使っていたシャーペンはコンビニで100円くらいで売っていたものなので、それと比べてということになりますが。

自動芯出し機能に慣れるまでは若干癖があるため、ノックをするという動作をしてしまいましたが、慣れれば意外と使えるようになります。明らかに普通のシャーペンのそれとは違うなぁという感じです。

個人的な感想ですが、正直なところあまりメリットというメリットは感じられませんでした。

上:オレンズネロ 下:100円で買ったシャーペン

デメリット

筆者としては、オレンズネロには欠点が多いと感じました。

まず、自動芯出し機能に関して勘違いしてたところがありますが、書いていれば勝手に芯がでてくると思っていましたが、あくまでも先端のパイプ部分を押し込んだときに多少の芯が出てくる、という仕組みでした。この押し込むという動作が結局ノックするのと変わらないのでは?という感じです。押し込むのにそれなりの力も必要とされるため、ノックしたほうが早いや、ってところがあります。これまで一度もシャーペンを使ったことがなく、人生で初めて使用するという方にはいいかもしれませんが・・・。

加えて言うと、この自動芯出し機能で出てくる量が少なく、普段使っているシャーペンの感覚と異なるため、紙が擦れるのではないかという心配と闘いながら筆記する必要があります。

筆者はまだ購入したばかりということで問題ありませんが、調査したところによると、故障が多いということでした。工業製品でもなんでもそうですが、機構が複雑になればなるほど故障は多くなります。特にシャーペンという小さいかつ、落としたり衝撃が加わりやすいモノに対して複雑に機構を織り込むとどうしても故障が発生してしまうのでしょう。

このデメリットに関してはそれをサポートするために、1年の保証書がついてきます。通常使用の範疇での故障であれば1年間は修理対応をしてもらえるそうです。

まとめ

ぺんてる社のオレンズネロについて、使用感を含めたメリット・デメリットを紹介してきました。正直、シャーペンに3000円は社会人となった今であれば、渋々購入することはできますが・・・、中学生・高校生が簡単に買える商品ではないような気がします。3000円あったら参考書とか余裕で買えますから。

個人的には、過去に戻れるなら買いません。理由はこれまで使用してきたシャーペンの利便性を圧倒的に上回るほどのパフォーマンスはないからです。詳しくはデメリットのところで述べたとおりです。結局のところノックしたほうが早いんだよなって感じです。正直これなら、筆者が学生のころ登場していたクルトガを買ったほうが幸せになれる気がします。

こちらの商品をおすすめできるのは、最新のものが欲しい!ほかの人と違うものが欲しい!というロマンを感じる人ではないでしょうか。実用性を求める人には向いていないように思います。

3300円をシャーペンに費やすなら、100円くらいで握り心地がマッチするシャーペン1本と何か自分の欲しいものを買います。

今回はあくまでも筆者の個人的な感想・価値観でレビューしましたが、気になる方は近くの文房具屋に行ってみるのもありかと思います。可能な限り試し書きをしてみて、自分に合う合わないを判断してから購入することをお勧めします。

P.S. 後日、やっぱり100円のシャーペンのほうがしっくりきたため、メルカリで売りました。

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