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【冬用最強インナー更新】ユニクロ「ヒートテック」?ワークマン「メリノウール」?いやいや、やっぱり無印良品の「綿100%あったか綿インナー」が1番いいです。

2024年12月23日

昨年もこのぐらいの時期にユニクロ「ヒートテック」と、今となっては多くの人に認知されていると思われますが、知る人ぞ知るワークマン「メリノウール100%インナー」の比較紹介記事を記入しました。

しかし、この記事を投稿してしばらくしてから、ワークマンのメリノウールは使い物にならなくなり、とはいえヒートテックは実際の使用感に難があるということで、結局のところ無印良品の「綿100%あったか綿インナー」が1番良いという結論に落ち着きました。

今回はユニクロ「ヒートテック」、ワークマン「メリノウール100%インナー」そして新たに無印良品の「綿100%あったか綿インナー」を踏まえてそれぞれの特徴なども振り返りつつメリットデメリットを紹介し、なぜ最終的に私が一番推しているのかを紹介していきます。

ユニクロ「ヒートテック」

ヒートテックとは

ヒートテックはファーストリテイリングの完全子会社であるユニクロが販売している冬の定番アイテム。私はトップスに関しては4年くらい使用していませんが、多くの人が利用している商品でしょう。

サイズの展開や形状の違いなど、バリエーションがかなり多く、多くの人のニーズを満たすことができます。また、その保温力や発熱性に違いがある、極暖や超極暖などのヒートテックも登場しており、冬物インナーとして代表的な地位を確立しています。

物価高のご時世でも¥1,290円から販売されており、コスパの良さが際立ちます。

ヒートテックの仕組み

ヒートテックは基本的に人工的に作られた化学繊維たちによって構成されています。その化学繊維たちの配合比率を変えることにより、通常のヒートテックにしたり、超極暖ヒートテックにしたりとしています。

レーヨンアクリルポリエステルポリウレタン
ノーマル38%31%24%7%
極暖33%50%13%4%
超極暖20%47%26%7%
ヒートテックを構成する化学繊維たち

この中で最も特徴的なものは”レーヨン”であり、これによりヒートテックの温かさが生み出されます。

レーヨン自体は非常に吸水性が高い物質であり、服に織り込むことによって着用した際に皮膚上の汗や水分を吸収します。その際にレーヨン自体が発熱することができるため、外部からの熱源を必要とせずとも温かくできるわけです。しかし、レーヨンは発熱することしかできないので、この熱をきちんと保つためにアクリルなどの化学繊維が織り込まれます。上記の表において、超極暖になるほどレーヨンの割合は減りますがその一方で保温力を上げるためのアクリルの割合が増えていきます。

レーヨンとアクリルは洗濯をしたり、熱を加えたりすると縮んでしまう可能性がある素材なので、それを防ぐためにポリエステルやポリウレタンなど耐久性の高い素材を配合することで、ヒートテックというひとつの素晴らしい商品を生み出しています。

メリット

メリット① 温かい

最大のメリットは服自体が発熱してくれるので温かいという点です。ヒートテック1枚着ているか着ていないかで寒さの体感値はもちろん変わってきますし、気候に合わせて極暖を着たりすれば基本的にはどの環境下においても十分その性能を発揮して、発熱・保温効果を感じることができるでしょう。

メリット② 安い

ヒートテックはユニクロが出していることもあり、安いです。もちろん安さだけを求めるのであれば、いくらでも安い商品は存在するでしょうが、機能性を兼ね備えたうえで¥1,290は相当安いといえるでしょう。

デメリット

デメリット① 乾燥する

ヒートテックはメリットも大きいですが、”乾燥する”というデメリットがあまりにも大きすぎて私はお勧めしません。冬場はただでさえ乾燥して肌がカサカサになりやすい季節なのに、ヒートテックはその性質から皮膚上の水分をどんどんと吸収していきます。ネット上でもヒートテックを着ることで肌が乾燥したり、チクチクしたりするという意見が見受けられますが、原因は化学繊維によるものです。

デメリット② 乾きにくい

発熱する際に水分を吸うため、滴るような汗をかくシーンでは不向きです。吸水性が高いということは乾きにくいということであり、発熱はするけど汗が冷えてしまう、そしてどんどん水分が吸われて肌は乾燥していく・・・という悪循環に陥ります。

冬場に外から室内に移動したとき、電車などに乗った時、地味に汗をかくことありますよね、そういったシーンがヒートテックにはあまり向いていないかもしれません。

ワークマン「メリノウール100%インナー」

メリノウール100%インナーとは

メリノウール100%インナーはワークマンから販売されている肌着です。ワークマンは従来の職人さん向けの無骨でコスパの良い服に加えて、主婦の人でもオシャレに気軽に着用できるようなデザインのものを多く発売しており、休日にお店を覗くといつも混みあっている印象です。

こちらの商品は毎年売り切れになってしまうほど人気の商品で、現時点でもオンラインストアでは売り切れとなっていますので、店舗で見かけた人はラッキーかもしれません。毎年少しずつ改良は加えられており、今年は色のバリエーションも増えました。レビューでもかなり高評価であり商品力の高さがうかがえます。

最近はワークマン以外にもメリノウール100%を謳った商品が数多く販売されていますが、¥1,900で発売されていることを考えると、さすがコスパの鬼ワークマンといえるのではないでしょうか。

メリノウールについて

ヒートテックと異なり化学繊維を使って発熱したりという機能はありません。メリノウールは「メリノ種」の羊の毛のことを示しており、この品種が羊の王様と言われるほど羊毛界では高級な品種であり、現時点ではこのメリノウールの特徴を再現できる化学繊維も存在していないようで、その点で価値があるとも言えます。

ウールは繊維自体が縮れたような構造をしており、より多くの空気を内部に閉じ込めることができるため、人が放つ体温を空気層でキープして温かさを保つことができます。メリノウールは通常のウールよりもその縮れ具合が細かいため、より多くの空気を取り込めるというわけです。

メリット

メリット① 滑らかな肌触り

通常のウールは少しチクチクするイメージがあるかもしれませんが、メリノウールは繊維がより細かいため滑らかな肌触りを生み出すことができます。特に冬場は肌が乾燥しやすいため少しでも肌に優しい素材のものを使いたい方委はおすすめです。

メリット② 吸湿速乾

メリノウールは汗などを吸収したのちに、その水分をさっと蒸発させてドライ状態をキープしてくれる性質があります。ヒートテックは異なり皮膚の水分を吸うわけではないので、不要な水分だけを蒸発させて快適な状態をキープしてくれます。

デメリット

デメリット① 低い耐久性

昨年は気づくことができませんでしたが、メリノウール100%のものは耐久性が低いです。そもそも乾燥機に入れたりするなというところですが、乾燥機に入れると速攻で縮みます。ヒートテックも乾燥には弱いはずですが、乾燥機にガンガン入れても縮んで着れなくなるということはありませんでした。しかし、こちらの商品はいつの間にか袖は7分くらいになり、そしてお腹が隠れなくなりました。

いくら性能が良くても着ることができないと意味がないので、こちらの商品は数か月で着用しなくなりました。

デメリット② 購入できない

公式のオンラインストアでは売り切れ状態で購入することができないため、店舗で在庫を見つける必要があります。まだ冬が始まった早い段階であればあるかもしれませんが、年を越した段階で販売しているかはわかりません。

ワークマンは大量に作ってからそのあとは増産しないという話を聞いたこともあるので、買うことができないのが惜しいところかと思います。

無印良品「綿100%あったか綿インナー」

綿100%あったか綿インナーとは

綿100%あったか綿インナーはその名の通り、無印良品から販売されている一部商品を除き綿100%で作られたインナーです。無印良品といえばシンプルかつオシャレなデザインの家具や収納を想像する方も多いと思いますが、インナーに関しても同様にシンプルだけど良いものが多くあります。

ヒートテックと同じようにいくつかバリエーションが存在し、通常版の値段は¥1,490からとそれなりお手頃な値段で発売されています。また、もう少し温かさを増した厚手のバージョンが¥1,990から売っていたり、ウールを配合した極暖ヒートテックに近いようなものが発売されていたりします。無印良品は、店舗数はユニクロほどではないですが多くあるため比較的どこでも手に入りやすい商品化と思います。

メリット

メリット① 綿100%で高機能

化学繊維などもりもりのヒートテックとは異なり、肌の水分や油分を吸収することがないため着用していても肌が服のせいで乾燥するということはほとんどありません。乾燥が気になる冬の季節にはピッタリだと思います。また綿であるからこそ、高い吸湿発熱機能を発揮することができ、天然成分でヒートテックと同様の効果を得ることができます。

メリット② どこでも買える

この章の冒頭でも述べたように無印良品は割とどこでも店舗を構えているので気軽に立ち寄って購入することができます。この商品自体、使っている感覚としてはワークマンのメリノウールよりも耐久力があり、3年くらい使っているとさすがにヨレはありますが、縮んでしまって着用できなくなったり、ということはありません。

また、購入しやすいのでボロボロになったら買い替えるか、の精神でラフにガンガン使うことができるのが良いところです。

デメリット

デメリット めちゃくちゃ温かいわけではない

デメリットは、期待するほどめちゃくちゃ温かいというわけではないということです。とはいっても、同一環境ですべての製品を比較したわけではありませんし、個人的には十分に満足しているクオリティですが、厚手の綿100インナーでもユニクロの極暖とかと比べてしまうとちょっと物足りなさはあるかもしれません。

まとめ

ここまで、ユニクロ「ヒートテック」、ワークマン「メリノウール100%インナー」、無印良品「綿100%あったか綿インナー」の特徴を書いてきましたが、最後に個人的に気になるポイントやそれぞれの特徴を踏まえてマトリックスを作りましたのでご覧ください。

コスト温かさ機能性着心地耐久性入手性
ユニクロ「ヒートテック」×
ワークマン「メリノウール100%インナー」×
無印良品
「綿100%あったか綿インナー」

個人的な主観マシマシの比較表ですが割と的を得てそうな結果となりました。

トータル的にみるとヒートテックが一番良さそうに見えますが、やはり個人的には着心地(肌が乾燥してしまう点)が”×”のところのインパクトが大きく、肌着は基本的に1日中着用しているものなので、できるだけ快適に過ごしたいということを考えると選択肢から外れてしまうかな、というところです。

以上のことからタイトルにある通り、無印良品「綿100%あったか綿インナー」が一番良いあったかインナーなのではないかという結論に落ち着きました。

いよいよ2024年もあと1週間というところになり、寒さも日に日に増してきています。2025年のスタートを気持ちよく切るために、インナーなど肌着をすべて入れ替える、というのもありだと思いますし、単純に寒さに耐えるために購入するのもありかと思います。

皆さんも一度全商品を試してみて自分に合ったインナーを見つけてみてはいかがでしょうか。

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