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【温まりたい】お湯を沸かすのは、電気ケトル?やかん? それぞれの特徴を知って賢く温まろう

2023年11月20日

寒い季節がやってくると、やっぱり飲みたくなる温かい飲み物。でもやっぱり気になる電気代やガス代などの光熱費。

今回はそれぞれの道具の特徴から、どういった道具を使えば賢く温かい飲み物が作れるのかを紹介します。

温める道具を選ぶ

やかん

言わずと知れたお湯を沸かすための定番道具。大家族用の大容量のものから、単身用の小さいサイズのものまで、多種多様な大きさが販売されています。一般的なものであれば比較的安価に購入することができ、また耐久性も高いものが多いので、長期的な目線で考えるとコスパは良いでしょう。近年はIHに対応したものも登場していますが、基本的には「火力」を必要とする道具になります。一昔前は石油ストーブの上に置いて、部屋も暖めながらやかんでお湯も沸かす、という使い方ができましたが、昨今は石油ストーブを使っている方も少なくなりましたよね・・・

・大容量を一度に沸かすことができる
・耐久性が高い
・丸洗いできるので衛生的

・保温性が低い(アルミやステンレス製の場合)
・沸かすのに一定の時間が必要
・本体が熱くなるためやけどの危険性がある

電気ケトル

最近はこちらを使う人が多いのではないでしょうか。「電力」を使ってお湯を沸かす道具です。何よりも短時間でお湯を沸かすことができ、水の量や温度にも依存しますが1~2分程度でお湯を沸かすことができます。メーカーにもよりますが、MAX1.0Lを最大容量としている商品が多く、一度に家族4人分のお湯を沸かす、などという使い方は難しいでしょう。また昨今は温度調整機能を持つ商品も登場しており、自分好みの温度に設定をし、快適に飲みたい飲み物を飲む、という使い方もできます。シンプルな機能の商品はだんだんと値段も下がってきており、お手軽に購入できる金額になってきましたし、付加価値のついた商品力の高いものも登場してきています。

・短時間でお湯を沸かせる
・保温性を持つ商品が多い
・好きな温度に調整が可能
・本体はそこまで熱くならないので安全

・大容量を一度に沸かすのには不向き
・消費電力が大きい
・機構が複雑だと手入れが大変

電子レンジ

モノを温めるのに最適な電子レンジ。こちらを使ってもお湯を沸かすことができます。原理は異なりますが、電気ケトルと同様に「電力」を使ってお湯を沸かすこともできる道具です。コップ1杯程度の飲み物を作るという場合には電子レンジも活用できるでしょう。ホットミルクなんかを手軽に作りたいという場合に大活躍です。

・短時間でお湯を沸かせる
・色々な飲み物を手軽に温められる
・既に持っている人は出費を抑えられる

・大容量のものは沸かせない
・消費電力が大きい
・電子レンジで温めたものは冷めやすい説がある

電気代・ガス代

それぞれの道具がお湯を沸かすのに必要な電気代やガス代をみていこう。ここでは一例として、300mLの水をお湯にするのに必要な時間を紹介します。地域によっても、契約会社によっても異なると思うので、だいたいのスペックだと思っていただけると幸いです。

なお、電気ケトルに関しては商品スペックによって色々と条件が変化しますが、今回は「T-faL ジャスティンプラスロック1.0L」で比較していきます。こちらの商品は最大消費電力が1250Wとあるので、そちらで計算をしていきます。

やかん電気ケトル(1250W)電子レンジ(600W)
必要時間180秒(3分)148秒(2分28秒)135秒(2分15秒)
電気代0円1.38円0.60円
ガス代0.6円~0.9円0円0円
電気代・ガス代比較

※電気代については1kWhあたり27円を用いて計算しており、ガス代については一般的な都市ガスで2~3円/1Lの数値を用いて計算しています。

電気ケトルに軍配が上がるかと思いきや、正直なところどんぐりの背比べな結果になりました。ちょっと多めの人数分を沸かすのであればやかん、1~2人分をまとめて作るのであれば電気ケトル、1人用であれば電子レンジ、といった運用の仕方が一番良いかもしれません。

ただし電子レンジでお湯を沸かす場合、長時間沸騰させることができないため、水道水に含まれる塩素などの不純物を飛ばすことができません。もし電子レンジを使う際は、浄水器を通した水やミネラルウォーターなど、不純物をろ過してある水を使うのが良いでしょう。

終わりに

これからますます寒さは増してきます。

それぞれの道具の特徴を理解して、ぬくぬく温かい飲み物を飲みながら寒さを乗り越えましょう。

ちなみに筆者は、ふるさと納税で購入した「鉄瓶」を使うことが多いです。なんとなく、お湯がまろやかになる気がします・・・

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