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【最強冬用インナー】ユニクロ「ヒートテック」VSワークマン「メリノウール100%インナー」勝者はワークマン!?

2023年11月22日

ここ数日季節に合わせて寒さ関連に関して投稿しています。

寒くなるとやはり大事になるのは、防寒。冬はたくさん着込めば着込むほど温かくなりますが、その背反としてどうしてもモコモコするし、何よりも重さを感じて動きずらくなります。そのため、いかにコンパクト・軽量に温かさを得るのか、というところが快適に冬を乗り切るためには非常に肝になってきます。

今回は、言わずと知れた天下のユニクロが出している王道「ヒートテック」と、最近勢いに乗りまくっているワークマンの「メリノウール100%インナー」を比較・紹介します。

ユニクロ ~ヒートテック~

ヒートテックとは

ヒートテックはファーストリテイリングの完全子会社であるユニクロが販売している冬の定番アイテム。多くの人が利用しているのではないでしょうか。筆者も2~3年前までは使用していました。サイズの展開や形状の違いなど、バリエーションがかなり豊富にあるため、どんな人にもぴったり合う選択ができます。加えて、近年では通常のヒートテックに加えて、極暖超極暖といったさらに温かさを増したヒートテックも登場しており、冬の肌着業界でより強固な牙城を築き上げています。

ヒートテックの種類はメンズ・ウィメンズを合わせるとかなり豊富です⇒https://www.uniqlo.com/jp/ja/men/innerwear/heattech

通常のヒートテッククルーネックTであれば1290円!安い!これだけのクオリティの商品がこの値段で購入できるのは、大量生産・企業規模の影響でしょうか。

ヒートテックの仕組み

ヒートテックは人工的に作られた化学繊維によって構成されています。構成している物質は以下の通り。

また、上述しましたがヒートテックには大きく3つの種類「ノーマル」「極暖」「超極暖」が存在し、それぞれの違いは各種成分の構成比率です。

レーヨンアクリルポリエステルポリウレタン
ノーマル38%31%24%7%
極暖33%50%13%4%
超極暖20%47%26%7%
ヒートテックを構成する物質の構成割合

ヒートテックの温かさの秘密はレーヨンにあります

レーヨンは非常に吸水性が高い物質であり、これで作られた服を人が着ると、たくさんの汗や水を吸収してくれます。人は夏に限らず、冬でも1日に1L弱の汗をかくと言われています。特に冬場は自覚はしないでしょうが、水蒸気として汗が空気中に放出されます。そして、レーヨンがその水蒸気をキャッチし、水蒸気が水分に再び変化するとき、熱を発生します。こうすることで、熱源はなくても温かさを生み出すことができるわけです。

レーヨンだけだと発熱するだけですので、発熱で稼いだ熱をキープする保温性を高めるためにアクリルが配合されます。表の数値からも極暖になるとアクリルの比率が増えることがわかると思います。極暖と超極暖の差は・・・おそらく企業秘密です。

これら2つの素材は洗濯をしたり熱を加えたりすると縮んでしまうデリケートな素材ですので、これらのデメリットをカバーするために、ポリエステルやポリウレタンなどの繊維を配合し、耐久性のある温かい服を作り出しているわけです。知れば知るほど奥深い衣類です。

ヒートテックのメリット

最大のメリットは薄いのに温かいという点です。これに勝るメリットはありません。ヒートテック+トレーナーとかTシャツの組み合わせで結構な時期まで攻められるのでないでしょうか。また、極暖などより温かいものを使えば極寒の地でも十分その性能を発揮し、発熱・保温効果を体感できるでしょう。

そして、安いこともメリットです。最近は物価高で色々なものが高くなっているため、少しでも出費は抑えたいというところで、庶民の強い味方になってくれています。ユニクロさん、ありがとう。

ヒートテックのデメリット

ヒートテックは水分を吸収して発熱をします。多少の汗であれば問題ありませんが、滴るような汗をかくシーンでは不向きでしょう。吸水性が高いということは逆に言うと乾きにくく、それらが服に残ったままだと汗が冷えることで、同時に身体の熱も奪われてしまうという状況が発生します。

また、汗のみならず接している体の表面からも水分を奪っていくことから、肌が乾燥しがちになります。加えて、全てが化学繊維で構成される衣類であるため、肌への攻撃性が少々高く、チクチクしたり痒みを感じたりする可能性が高いです。そもそも化学繊維に対してアレルギーを持っている方の着用は非推奨です。

ワークマン ~メリノウール100%インナー~

メリノウール100%インナーとは

メリノウール100%インナーは現場の人の味方である「ワークマン」から売られている肌着になります。数年前までは利用者のほとんどは現場の人ばかりで、コスパのよい防寒具(イージスなど)を求めてコアな層が集まったりする程度でそこまで混雑していない印象でしたが、最近はファッショナブル路線に大きく方向転換しており、どこのお店もいつ見ても混雑しています。

こちらの商品もユニクロと同じように通常のモデルと、温かさをさらに強化したバージョンなど厚みを変えたりしてバリエーションを増やしています。なお、人気過ぎて店頭でも売り切れ、そしてネット販売でも売り切れの状態が続いており、レビューでの評価の高さからもその良さが伝わってきます。⇒https://workman.jp/shop/g/g2300011425013/

通常のメリノウール長袖丸首シャツであれば1900円からの販売です。

メリノウール100%インナーの仕組み

ヒートテックと違って、仕組みもくそもありません。メリノウール100%使用、これが温かさの仕組みです。

メリノウールは、「メリノ種」の羊の毛を指しており、この品種は羊の王様と言われるほど羊毛界では高級な品種になります。現時点ではこのメリノウールの特徴を再現できる化学繊維も存在していないようで、その価値がより際立ちます。

ウールの繊維そのものが縮れており、多くの空気を内部に閉じ込める性質があるため、人が放つ体温をキープして温かいという仕組みになります。メリノウールはこの縮れ具合が普通のウールよりも細かいため、さらに温かいというようです。

メリノウール100%インナーのメリット

メリノウール100%インナーの最大の特徴は、天然素材ゆえの滑らかな肌触りです。ウールの素材は逆にチクチクするのでは?と思う方もいるかもしれませが、メリノウールは通常のウールよりも繊維が細いため、チクチク感ではなく滑らか感を生み出すことができます。そもそも寒い冬は肌が乾燥しますし、できるだけ肌に優しいものを使いたいという方にはお勧めです。また、化学繊維を使っていないので小さなお子様が安心して使えるという点も良いでしょう。

また、温かいのに吸湿速乾性を兼ね備えている点も特徴です。汗などの寒さの原因となる水分をさっと取り除いて、さっと蒸発させドライに保ってくれる、そんな性質があるため、アウトドアブランドなどでも多く利用されています。

メリノウール100%インナーのデメリット

やはりヒートテックと比べると値段が高くなってしまいます。これでも一般的なメリノウール素材のものと比較すると格段に安いためコストパフォーマンス優れているはずですが、初期投資をできるだけ安くしたい、という方にはお勧めできないかもしれません。また、最大のデメリットとしてはそもそも購入できない、という点があります。最近人気を集めているワークマンであること、そしてメリノウールとしてコスパが優れているという点から爆売れしていて寒くなってから買おうと思っても購入できない場合が多そうです。店頭で見つけた場合は購入しておいても損しないのではないでしょうか。

お勧めはワークマン「メリノウール100%インナー」

筆者のお勧めはワークマン「メリノウール100%インナー」です。温かさという点ではどちらも体感としては同じくらいの商品ですが、やはりヒートテックは体が痒くなる点がつらいです。特に寝ているときに汗をかくからか、背中とかめちゃくちゃ痒くなるし、肌カサカサになるし、ということで使用していた時期は結構つらかったです。このメリノウール100%インナーに変えてからは特にそういった症状も現れず、快適に過ごせています。また、筆者はこのメリノウール100%インナーに出会う前には無印良品の綿100%のものを使っていましたが、温かさはワークマンに軍配が上がります。

ヒートテック極暖の裏地
メリノウール100%インナーの裏地

ただし、筆者もたまたまワークマンに行ったら売っていたので購入できましたが、そもそも購入するのにハードルがあるため、今年の冬は間に合わない・・・という方はヒートテックで冬を越すのもひとつでしょう。また、店頭での試着ができないため、サイズ選びが難しいです。筆者は身長174cm、体重62kgのやや瘦せ型体系で、普段はMサイズの服を着るのでこの商品もMサイズを選びましたが、ちょっと小さい。袖の部分はまだ許容できますが、丈の部分がやや短く、ズボンにインしていてもたまに飛び出てきます。ワンサイズ大きいものを買うのが良いかもしれません

肌着も今回紹介した2メーカーのほかに、無印良品を始めとし数多くのメーカーから売り出されています。、自分の財布の中身や肌の状況、そしてどれぐらいの温かさを求めているのか、どんな性能を求めるのかをよく考えて、ベストな選択をしていきましょう!

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