現在国内に13店舗を構えるスウェーデン発祥の世界最大の家具販売店である「IKEA」では、家具はもちろんのことキッチン回りの雑貨とか、水回りのグッズとか、生活用品を多数揃えています。
家具に関しては価格の安さと、北欧風のオシャレなデザインから老若男女問わず大変人気の商品が多数そろえられており、週末になると大混雑。当然家具についてはお勧め商品がたくさんあるわけですが、今回はあえて、家具ではなく生活用品の中で隠れたおすすめ商品である、IKEAのリュックサックを紹介します。
この記事を見ていただくと以下の内容がわかると思います。
- VÄRLDENS ヴェルデンス トラベルバックパックについて
- 実際のサイズ感や使い勝手
1.VÄRLDENS ヴェルデンス トラベルバックパック
IKEAの店舗内を回っていると、一角にリュックサックやキャリーバッグ、トートバッグなどバッグ系を多数売っている売り場が現れます。家具を探しに行っているとなかなか目に止まらないかもしれませんが、実はこのリュックサックたちが非常に優秀です。
私がおすすめしたいのは、「VÄRLDENS ヴェルデンス」シリーズのリュックサック・バッグパックです。このヴェルデンスシリーズは小さいものから大きなものまで多数のバッグを取り揃えており、しまいにはキャリーバッグまで売っており、どれも黒と黄色であしらわれているため揃えると統一感が生まれます。
このトラベルバックパックは背負うタイプのIKEAカバンとしては最も大きな36Lを収納することができ、1泊2日の簡単な日帰り旅行や、部活動を多数必要とする学生、そしてPCやお弁当など、毎日たくさんの荷物を持ち運びするビジネスマンにもお勧めできる商品となっています。
ちなみにこちらの商品は税込み5999円での販売となっており、この容量・クオリティの商品としてはかなりコスパの高い商品で間違いないでしょう。
2.サイズ感
カタログ寸法としては幅33cm×奥行17cm×高さ55cmとかなり高さ方向に大きな印象を感じるスペックになっています。
手元にあったペリエの500mLペットボトルと比較をすると、高さ・奥行は2本分くらいの余裕があります。また、幅方向に関しては立てて入れれば5本分くらいの量が入りそうです。この見た目からもかなり大容量の空間が備えられていることがわかると思います。
奥行方向に関しては何も入れていないと折りたたむことができるのでコンパクトに感じますが、全て展開するとやはり存在感がありますし、17cmだとよく街で見かけるNORTH FACEのリュックサックよりも奥行きがあることになるので、若干気になるかもしれません。
3.収納力
冒頭でも述べた通り、このリュックサックは36Lの収納を備えています。一般的に1泊2日の旅行になると30L以上が推奨されるため必要十分の量を入れることができます。
また、単純に空間が大きいだけでなく、小物入れなどの収納も多数備え付けられており、PCを背中側に入れるポケットもかなり広く確保されています。昨今はノートPCも大画面化され、サイズが大きくなってきていますが、これだけの収納スペースがあれば気にすることなくPCを入れることができます。
外側のポケットも2つついており、さすがにB5のノートは入りきりませんでしたがそれなりに深い収納となっているため、定期やイヤホン、様々な鍵など、パッと取り出したいものをたくさん入れておくことができます。なんならペリエも入れることができるので、水筒ポケットがないかわりにここを飲み物入れとして使うことも可能です。
このすべての収納を使い切ろうと思ったらどれだけのものを入れる必要があるのだろうか・・・と途方に暮れるほどたくさんの収納が備えられているのは非常に嬉しいです。
4.機能性
このパックパックの特徴として、開口部が全開するということがあげられます。これはメリットでもあり、デメリットでもありますが、旅行に行く際に荷物を隅々まで詰め込むときや、大きなものを入れる際は非常に役に立つかもしれません。
また、取手が上部と横側にもついているため、背負う以外にも持って運ぶことができます。ちょっとした移動の際や、混雑した電車の中でリュックを下す必要があった際にもこういったところがあると非常に便利です。
背負った感覚としては、リュックの底面が腰骨よりも上に来るため非常に背負いやすく、また歩く際にも邪魔になりにくいという感覚があります。もちろん紐の調整で他の製品でも多少良くなるかもしれませんが、これはオリジナルの状態から感触がよく、また肩紐部分もそれなりのクッション性があるので肩が痛くなりにくい作りになっています。
5.デメリット
デメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は機能性の部分でも述べましたが、開口部が全開になるという点です。荷物を詰め込む際はいいのですが、ちょっとモノを取り出したりとか、日常的に利用する際に、油断するとチャックが全開になってしまい、中身がすべて露出・崩れてしまうことがあります。こればかりはどうしようもないですが、多少気を使ってチャックを開けるようにするとか、バッグinバッグで荷物がバラバラになってしまわないようにするなど、工夫が必要になるかもしれません。
2つ目は空間が大きすぎるということです。36Lが1つの仕切りもない空間であるため、荷物の詰め込み方を工夫しないとうまいこと大容量の空間を使い切れないというデメリットがあります。とはいえそれこそバッグinバッグで小物をしまうとか、入れるものの順番を工夫することで解決することができるので、致命的な問題ではないと言えるでしょう。
6.IKEAのレビュー
IKEAオンラインでのレビューは28件の評価で☆4.5を獲得しており、このことからもかなり満足度の高い商品であることがわかると思います。
- 大容量で良い
- ポケットが多数ついていて良い
- サイドポケットがないので左右にペットボトルが入れられない
- 2泊3日でも使える
- 大きさの割に軽い
などポジティブなコメントもあれば、もう少し改善が必要というコメントも多数見られました。しかし、全体的には高評価であることは間違いありません。
7.おわりに
IKEAに売られている隠れたおすすめ商品であるVÄRLDENS ヴェルデンスのトラベルバックパックを紹介しました。商品名がトラベルバックパックであるので、口が全開することや空間が大きいことも旅行をすることを考えると妥当な設計かもしれません。
このシリーズの通常のバックパックも大変お勧めできる商品で、こちらに関しては3wayでも使うことができるので、ご自身の使い方や用途に合わせて商品を選んでみてください。また、このシリーズ以外にも意外と多くの機能性バッグがIKEAのバッグ売り場には売られているので、興味がある方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
以上、ありがとうございました。