まだまだ寒い日が続く今日この頃、外出先でもポカポカライフを手に入れるべく、電熱ベストを購入しました。
今回はAmazonでも高評価なレビューが多く見受けられるHASOME 電熱ベストのサイズ感や機能性、実際に使ってみてどうなのかというところを紹介します。
Contents
HASOME 電熱ベストを選んだ理由
電熱ベストはその名の通り、ベストの中に電熱線を仕込んだ製品になります。昨今は様々なメーカーから電熱ベストが発売されており(主に聞いたことのない中華メーカー)、商品を選ぶのにかなり苦労しましたが、以下の点を重要視してHASOMEの電熱ベストにたどり着きました。
- 背面と前面の両側を温められること
- 一般的なモバイルバッテリーが使えること
- 何らかの方法で丸1日活動させることができること
背面と前面の両側を温められること
ベストを探していくと、電熱線の配置が背面だけのもの、背面と前面を合わせたもの、色々なものがありました。しかし、せっかく温めるのであればお腹も背中も温めたいと思うのが正直なところ。
今回購入したHASOMEの電熱ベストは両面をしっかり温めることができ、加えて首元にも電熱線が仕込まれています。この首元の電熱線が最高に素晴らしいです。
やはり手首や足首、そして首を温めると体全体が温まってきます。
一般的なモバイルバッテリーが使えること
電熱ベストを運用していくにあたり大事になってくるのが、どれだけ長時間使用することができるのかということ。
一般的なモバイルバッテリーを使うことができれば、スマホの充電用も合わせるとほぼ無限に電力を使用することができるのではと考えました。
しかし、HASOMEの電熱ベストは一般的なモバイルバッテリーは使用できません。
では、なぜ購入したのか?
それはそもそも論として20000mAhの専用の大容量バッテリーが付属するからです。20000mAhのモバイルバッテリーってそもそもあまりないし、買おうと思うとそれだけで4~5000円してしまいます。
そう考えると専用バッテリーではありますが、一応スマホなども充電できるし、大容量バッテリーが付属するのはかなり高ポイントです。
何らかの方法で丸1日活動させることができること
寒い外で使用することを考えた時に、可能な限り1日動かし続けたいところです。
HASOMEの電熱ベストは出力を背面・前面ともに3段階独立させて制御することができます。弱モードで使用すればカタログスペックでも9~22.5時間の使用が可能となります。これも専用の大容量バッテリーが大きく寄与しているでしょう。ただし、カタログスペックでもかなり数値にばらつきがあることから、暑くなってたら節電する、寒くなったら必要な部分をつける、などと電力のコントロールは必要そうです。
HASOMEの電熱ベストはこういったメリットを備えており、なおかつ販売価格4990円とコスパが良さそうだったため購入。耐久力についてはまだ未知です。
商品開封
商品は非常に丁寧に梱包された状態で届きます。中身に関してもどれもきちんと袋に入っており、好印象です。
商品を購入した際に付属してくるものは図の通りです。
- 本体ベスト
- 洗濯ネット
- モバイルバッテリーと充電ケーブル(USB-A to C)
- 取扱説明書
- 12か月保証書
付属する20000mAhのモバイルバッテリーは充電はtypeCで行います。また、出力についてはtypeAとDC7.4Vがついており、本体のベストとはDC7.4Vで電力のやり取りを行います。
私は身長174cm、体重65kgのいたって普通の体系で、いつもであれば大体MサイズかLサイズの服を洗濯するところですが、今回は下に厚着してもいいようにとXLサイズを購入しました。
実際に着た感じだとちょっと大きいかな?と思うところもありますが、腰が冷えたりパツパツで動きにくかったりするよりはマシなので、少なくとも1サイズ上のものを購入すると良いでしょう。
ちなみに、ベストに関しては最初に開けた時はなんとも言えない臭いがして臭かったので、ネットに入れて速攻で洗濯しました。
乾燥機は使えませんので要注意です。また、バッテリーとの接続端子についても濡れている状態は大変危険ですので、乾いていることを確認してからバッテリーと接続しましょう。
実践レビュー
今回この電熱ベストを購入しようと思ったのは、この寒空の下、ディズニーランドに行く予定があったためです。そしてただ行くだけでなく、長時間じっとしたまま待機すること(地蔵)が予想できたため、できる限りの防寒具を身に着けていく必要がありました。
どれぐらい待ったかなどは以下の記事で紹介しています。
この日は最低気温が4℃ほど、最高気温が8℃までしか上がらないような寒い日でした。もちろんベストだけでは寒いので、ダウンを上に着ていきました。
まず活用したのは朝一で列に待機しているときです。じっと動かないとどう頑張っても体を温めることが難しいため、背面を電力「中」で、前面を「弱」で運用していましたが、首元のところが本当に温かい。ここが温かすぎて感動しました。この首元を温める機能があうかないかで満足度がかなり変わると思いますが、私はこの時点でHASOMEの電熱ベストを買って間違いなかったと確信しました。
日中で歩き回ったり、室内にてアトラクションやショーを待っている際は節電のため電力をオフにしていましたが、ベスト単体でも多少の防寒効果・保温効果があるため問題ありませんでした。
夕方以降で外に出る際は朝方と同じように、背面を電力「中」で、前面を「弱」で運用していましたが、十分温かく快適に過ごすことができました。
正直なところ「強」で運用すると温かいよりも熱いという感覚が特に首元の部分に対してきます。すぐにパッと温まりたいとか、ものすごい寒いという状況以外では「強」は使わなくてもよく、「中」と「弱」をうまく使うことで十分快適なヌクヌクライフを味わうことができます。
朝6時くらいから夜の9時くらいまで1日活動していましたが、バッテリーはメモリ4/4をキープしており、この運用方法で使っていけばまだまだ余裕がありそうでした。
気になる点・注意点
気になる点として、やはりバッテリーが大容量で重たいということと、収納場所が右ポケットになるというところです。
どうしても右側部分に存在感が出てしまいますし、ポケットの半分以上の空間が失われてしまいます。とはいえ、さらに上からダウンなどを着るような場合はこれでも十分問題ないかと思います。
また、注意すべき点として、バッテリーの残量表示がLEDで4つ点灯しますが、2個から1個の減りが早く、またある時突然電力がなくなります。そのため、3個点灯しているから安心してまだまだ使えるということはなく、正直なところ2個になったら充電できるのであればしたほうが良いかと思います。
おわりに
今回はHASOMEの電熱ベストを購入して実際に寒空の下で使ってみたレビューを紹介しました。
正直ここまで快適だとは思っておらず、今では日常生活でも使用しています。暖房をつけず、バッテリーで耐えるという新しい過ごし方です。
最初は5000円弱を投資することに勇気がいりましたが、このクオリティ・快適さであればとても安いと感じます。
タイムセールなどで15%オフなどのイベントをAmazonでは実施しているため、こういったタイミングを利用して購入してみてはいかがでしょうか。