先日ワークマンで「リゲッタのつかれどめインソール」を購入ししばらく使っていましたが、足裏のホールド感は生まれたものの、クッション性が皆無であること、そして冷たいこと、何より履きづらいなどの不満が発生してきました。
正直このまま使い続けるのも苦痛であり、更なる快適なウォーキング環境を生み出すため、そして自分の靴をベストなマイシューズへと進化させるため、かなり評判で良いと噂されるnew balanceの公式インソールを購入しました。
サポーティブリバウンドインソール
new balanceが公式に発売しているインソールは全部で7種類あります。
今回購入したサポーティブリバウンドインソールは、その7種類のラインナップの中では中級くらいの金額設定となっており、税込み2200円で販売されています。
高いものだと10000円弱もするnew balanceのインソールですが、この商品は比較的お手頃ながらも、かなりの高評価を得ており、オンラインのレビューではレビュー総数50件、☆10個中9.5を獲得しています。
サイズ展開はXS、S、M、L、XL、2XLの6種類が展開されており、21.5cm~30cmまでかなり幅広いサイズをカバーしています。また、そもそも細かくサイズ分けされていますが、ハサミでカットして使用することで更にジャストフィットさせることも可能ですが、汎用性を高めるためにそのままにしておくのも良いかもしれません。
中敷きの表面はグレーの布で覆われていますが、こちらはナノフロントという高い防滑性を有するモノが使われているそうで、滑りにくさを向上させているようです。以前紹介したワークマンの中敷きはゴム製で全く滑ることがなく、履いている最中は良かったけれども、脱ぎ履きする際にひっかかるため非常にストレスを感じました。しかし、こちらの製品は滑りにくさを向上させながらも最低限の滑らかさがキープされており、ちゃんと脱ぎ履きはできるが、靴の中では足が動きにくくなっているという優れものになります。
また裏面はカラフルな異種材料が露出しています。赤い部分は少し硬いプラスチックでできており、これが土踏まず部分や踵周りをきっちりとホールドしてくれます。また、踵にある青い部分は衝撃吸収に優れたクッションを配置しており、全体の水色は反発性に優れたEVAを用いています。これらの要素が柔らかな履き心地やクッション性が高い感覚を生み出してくれます。
こうしたアーチを維持する機構のおかげもあり、ただ単純に平面ののっぺりとしたクッション板ではなく、3次元的に作られたインソールとなっています。ECAのクッション自体は足先部分で5mmほどの厚みを有しており、踵に近づくにつれて少しずつ厚みが増しています。
実際にこのインソールに交換して歩いてみると、以前のインソールとの差もあってかクッション性がかなり高いことをすぐに感じられます。また、単純にクッションが分厚くてふわふわするような感じもなく、踵部分がしっかりとホールドされているため歩く際に安定感が生まれています。また交換式のインソールなので基本的にはどんな靴にも使用することができ、スニーカーを始めブーツなどにも応用が利くのが良い点です。
本製品は潰れていない部分は5mm程度の厚みがありますし、潰れても2mm程度は厚さが増えてしまうため、もともと標準でついているペラペラのインソールから交換をするという方は、靴の中が若干窮屈になってしまう可能性があるので、靴紐の調整などをしましょう。new balanceのスニーカーは標準でも多少厚みのあるインソールがついていますが、本製品に交換すると純正より気持ちだけ分厚くなります。
中敷きを交換すると靴が窮屈になってしまうパターンが多いと思いますが、交換する前提であればワンサイズ大きめのものを購入していくと良いかもしれません。
まだまだこのインソールを使い始めて日が浅いですが、以前のワークマンのものより圧倒的に歩きやすいし普通に快適なので、最初からこちらを買えばよかったと後悔しています。また、この履き心地を経験すると、1番高級のラインはどんなインソールなんだ・・・と興味がわいてきます。機会と財布に余裕があればそちらも試してみようと思います。
皆さんもインソールを購入する際は、「餅は餅屋」ということで信頼・期待できるメーカーのものを最初から購入しておくと結局は無駄な出費なくすごせるかもしれませんね。
以上、ありがとうございました。