結論からいうと、カインズの「巻きながら洗えるホース付きリール」は、見た目とホースを洗いながら収納できる機能は便利ですが、シャワーの水圧を重視する人にはおすすめしにくい商品でした。
実際に使ってみると、コンパクトで持ち運びやすく、汚れたホースをきれいに巻き取れる点は好印象です。一方で、もっともよく使うシャワーの水圧が弱く、洗車や勢いのある散水では物足りなさを感じました。
- 良かった点:デザインがすっきりしていて、ホースを洗いながら収納できる
- 後悔した点:シャワーの水圧が弱く、ホース径が細いため交換ノズルも限られる
- 向いている人:庭の水やりが中心で、見た目や収納性を優先したい人
この記事では、カインズのホースリールを実際に使って分かった評判どおりのメリット・デメリットと、水圧を改善するために試したノズル交換の結果を写真付きで紹介します。
カインズ「巻きながら洗えるホース付きリール」の評判を実体験で検証
カインズから発売されている代表的なホースリールである、「巻きながら洗えるホース付きリール」。

商品リンクについて:この記事で紹介している商品番号「4549509749264」の公式ページは、2026年9月7日時点で表示されなくなっています。販売終了またはURL変更の可能性があるため、上記の公式一覧から現行品・類似品を確認してください。
こちらは2022年度グッドデザイン賞、2023年IFデザイン賞、2023年レッドドット・デザイン賞という賞を受賞しているなんとも素晴らしい肩書を持つ商品になります。
代表的なスペックは以下の通りになります。
| 本体サイズ(cm) | 幅25x奥行30x高さ31.5 |
| 全長 | 15m |
| 適合ホース-外径(mm) | 11.5 |
| 適合ホース-内径(mm) | 7.5 |
| 付属品/セット内容 | 接続用ホースセット/接続用ホース1m、3点ビス止めコネクター |
| 用途 | 園芸散水 |
| 重量 | 4.6kg |
使って分かった2つのメリット
メリット1:ホースを洗いながら巻き取れる
こちらの商品の最大の特徴はタイトルにあるとおり、巻きながら洗うことができるということです。

巻き取り部分に持ち手の収納があるため、最終的にそちらから水をかけながら収納することで、常に綺麗な状態を保つことができるという仕組みです。
庭先などで使用しているとどうしてもホース本体に泥など汚れが付着し、それが色々なところに接することで汚れが拡大することがありますが、毎回この仕組みを使用して綺麗に保つことで、この汚れを軽減することができます。
メリット2:コンパクトで見た目がすっきりしている
グッドデザイン賞をはじめとする数々の賞を受賞しているだけあって、見た目はかなりコンパクトかつ、ホースの巻き取り部分についても本体の四角形に完全に収まる形になるため、保管する際の見栄えはかなり良いです。

また、背面には取手になる窪みがついているため、持ち運びに関してもかなり簡単に行うことができます。

本体重量がカタログスペックで4.6kgとありますが、そこまで重たい感じはなく、女性一人でも十分持ち運びができる重量かと思われます。
使って後悔した2つのデメリット
こちらのホースは見た目と機能性に性能を振っているのか、不満点・デメリットがいくつかありますのでそちらを紹介します。
デメリット1:シャワーの水圧が弱い
最初にして最大のデメリットですが、水圧が本当に弱いです。
こちらの商品は、ジェット・キリ・ジョウロ・シャワーの4段階を選ぶことができます。
キリ・ジェット・ジョウロまではそれらしい水量とその名に応じた水圧で水がでてくれますが、問題はシャワーにあります。
シャワータイプは手ごろに水やりをすることができるため汎用性が高く、最も使用頻度が高いことが想定されますが、こちらの製品のシャワーはジョウロと水圧などが全く一緒で物足りません。なんならジョウロよりも弱いまであるかもしれません。シャワー以外はそれなりに機能しているため、ノズルの設計に問題があるのではないかと思われます。




この水圧が低いというデメリットがあるがゆえに、この商品を購入することはお勧めできません。見た目は良くても肝心のホースとしての性能が低いので、作業する際に非常にストレスが溜まります。もし、ジェットやキリしか使わないという方がいらっしゃるのであれば、こちらの商品でも問題はないかと思います。
5000円出せばそれなりの選択肢があるので、Youtubeなどの動画を参考にしつつもっと良い商品を購入することをお勧めします。
デメリット2:ホース径が細く、交換ノズルが限られる
デメリットの1つ目で上げた水圧が弱いことの原因の1つとして、ホース径が細いことがあげられます。
一般的に考えればわかることですが、ホースの径が太ければ太いほど一度にたくさんの水を送ることができるため、水勢は強くなります。
こちらの商品のホース径は外形が11.5mmのタイプとなり、見た目はスタイリッシュで良いですが、一般的なホースの太さと比べると純粋に細く、これも寄与して水圧が弱いのでしょう。
またこの細さがゆえに、交換できるノズルに制約が生まれます。
多くの散水ノズルは、内径が12mm~15mm、外形が20mmまでという条件で作られており、この製品の細いタイプのホースには適合させることができません。交換しようとしてもなかなか適合するものが多いわけではないので、きちんとものを吟味して選ぶ必要があります。
水圧の弱さはノズル交換で改善できる?
水圧が弱い問題に対処するため、ホース径を変えることは無理なので、散水ノズルの交換を行いました。
外形11.5mmタイプに適合するものは多くはないですが、なんとなく良さそうなものを見つけましたので、今回は「タカギ(takagi) 散水ノズル コンパクトメタルノズル 細ホース」を購入しました。
見た目もスタイリッシュであるのに加え、金属製でできている点を踏まえて選択しました。(他に選択肢がなかったともいえる)

こちらのノズルは標準のノズルと同様に、キリ・ジェット・ジョウロ・シャワーの4種類を使用することができますが、ノズルを交換することでシャワーの性能が少しだけ向上しました。




シャワーの性能は少し向上しましたが、やはりもの足りなさを感じるところがあり、ホース径を大きくするなどの根本的な対策が必要になってくるかもしれません。
結論|このカインズのホースリールが向く人・向かない人
私はカインズの「巻きながら洗えるホース付きリール」を、特にデザインが優れているからという理由でもなく、よく調べずになんとなく購入をしたため、かなり後悔しています。
ホース径を太いものに買い替えたいところですが、使用頻度がそこまで高いわけでもなく、それなりに値段をした商品でもあるのでもうしばらく使用をしようと思います。
スタイリッシュでシンプルなデザインを求めている人、そこまで多機能を要するわけではなくキリなどの機能で我慢ができる人であれば選択肢の一つに入れるのはありかと思いますが、洗車などを含めたオールラウンドな使い方を考えている人は、他の商品を選んだほうがストレスなく、幸せな散水ライフを過ごせるでしょう。
私個人の意見としてはシャワーの水圧が弱すぎるので購入すべきではないと考えていますし、カインズのオンラインのレビューでも同様の評価の人がちらほらいらっしゃるので、そういうことかと思います。
皆さんも下調べをよくしてモノを購入しましょう!
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以上、ありがとうございました。
